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特別職人事に関する知事臨時記者会見の要旨(H30.6.28)

ページID:0004975 更新日:2018年6月29日 印刷ページ表示

日時:平成30年6月28日(木曜日)15時01分から15時11分
場所:知事会議室

 

 

(知事)

 このたび、6月議会に、副知事及び教育長の人事案件を追加提案させていただきますので、発表させていただきたいと思います。

 まず、副知事の選任についてでありますが、上甲俊史副知事が、本年の7月31日をもって任期満了を迎えることから、その後任として、元経済労働部長の神野一仁氏を、8月1日付けで選任する案を提案させていただきたいと思います。

 神野氏は、経済労働部長として、「瀬戸内しまのわ2014」、「サイクリングしまなみ」の開催、また源吉兆庵をはじめとする県内への企業立地の推進など、本県の観光振興や産業振興に成果を上げた方でもありますし、また現在も愛媛県商工会連合会の専務理事として、県内の商工業者の経営支援に尽力をされております。

 神野氏には、県内企業のAI・IOTの導入促進、あるいは農林水産業の体質強化、東予東部で初となる大型イベント「えひめさんさん物語」など、県政の三本柱の一つである地域経済の活性化を中心に、大いに手腕を発揮していただきたいと思っております。

 この人事案件に同意をいただいた場合は、任期は8月1日から平成34年7月31日までの4年間となります。

 なお、退任される上甲副知事には、今後は、特別参与として、これまで培った関係各界との豊富な人脈等を生かして、自転車新文化の普及や原子力防災・安全対策の推進などについて、大所高所の観点から私をサポートしていただきたいと考えております。

 次に、教育長の選任についてでありますが、井上正教育長が、本年7月30日をもちまして任期満了を迎えますことから、その後任として、元副教育長の三好伊佐夫氏を、7月31日付けで選任する案を提案いたしたいと思います。

 三好氏は、平成27年度に副教育長を務めて、井上教育長を支え、県立学校の耐震化等の重要課題の推進に手腕を発揮するとともに、また南予地方局長、総務部長といった要職を歴任し、現在も人材育成官として県行政を担う人材の教育に尽力されており、教育長として適任であろうと考えております。

 三好氏には、全国上位になった小・中学生の学力の維持・向上や教育環境の整備・充実、職場体験学習等による地域を担う人材の育成など、本県教育行政が抱える諸課題の解決に手腕を発揮していただきたいと期待しています。

 この人事案件に同意いただいた場合は、任期は7月31日から、こちらは制度の改正がありましたので、1年短い平成33年7月30日までの3年間となります。

 以上の人事案件につきましては、本議会最終日の7月11日に追加提案をさせていただきたいと思います。

 以上です。

 

(愛媛新聞)

 副知事に現職ではなく県職員のOBを起用するのは珍しいと思うが、何か意図があったのか。

 

(知事)

 過去にもあったと思いますし、あまり気にしていないんですけれども、任期満了というものを迎えた中で、その時の若いOBも含めて、一番適材適所と思われる人材を充てていますので、個人的には、あまり現職だOBだということで特別な線を引いているわけではないと思っていただけたらと思います。

 

(南海放送)

 上甲副知事が就任予定の特別参与には、任期はあるのか。

 

(知事)

 一応、どうなるかは分かりませんけれども、1年単位で考えていきたいなというふうには思っていますけれども。はい。

 

(南海放送)

 特別参与の人事案も議会の同意、承認が必要なのか。

 

(知事)

 いや、要りません。

 

(あいテレビ)

 井上教育長は、退任後に何か役職とかはあるのか。

 

(知事)

 特に今のところは考えていらっしゃらないようです。現時点では、ご自身の希望で特にどこへ行きたいというようなお話もないそうなので、それはもう自然のままということになります。

 

(南海放送)

 今回、任期満了ではあるが、副知事を交代する、人を代えるというのは、どういった狙いがあるのか。

 

(知事)

 県の仕事をいただいてからは、サポートしていただく副知事においては、4年という任期を区切りとして、その都度、その世代世代に本当に優秀な人材がそろっていますので、その都度考えてきた経緯があるので、今回も任期満了ということを受けて、交代していただこうということにいたしました。

 

(NHK)

 関連して、上甲副知事は防災等に強かった印象だが、一方で神野氏は観光経済の面が強いと思うが、そのあたりは、観光経済面、東京オリンピックが開催されることも考えての人事なのか。

 

(知事)

 そうですね、東京オリンピックを踏まえた国体のレガシー活用、非常に新しい分野にチャレンジが始まっていますので、ちょっと今までの去年やったものを継続すればいいという時代ではないと。それからまた南海トラフの発生の可能性、確率も高まってきていますので、防災・減災対策も本当に模索をしながら進んでいかなければいけないと。

 それから時代の変化というものが非常に激しくなっていますし、また今年4月の組織改編でデジタルマーケティングの新しい経済分野への導入というものも始まりましたので、本当にチャレンジすべきことばかりなので、そういう意味で、上甲副知事にもしばらく残っていただきたいということでお願いさせていただきました。

 

(NHK)

 体制としては、かなり厚くなるというようなイメージか。

 

(知事)

 そうですね。私自身も、これまで以上に外に出なきゃいけないケースも増えてくると思います。対外的な交渉事が多くなってくると思いますので。そういう意味では、外に出ても安心して留守中任せられる体制は、より一層強くなるのではないかなというふうには思っています。

 

(南海放送)

 担務については、上甲氏は特別参与として自転車新文化、原発等の防災安全対策ということだが、神野氏が新副知事に就任した場合は、どういった担務になるのか。

 

(知事)

 一応、副知事2人体制は維持していきますので、その中で、役割分担というのを、これまでもきっちりと行ってきておりますので、そういう意味では上甲副知事が担っていた部署を担当していただきます。基本的には、共通して担当していただく部署、これは総務部とか企画振興部になるんですが、あとの部署については、副知事で分担をしていただいています。そういう意味では神野氏には、上甲氏がやっていた部署の担当を引き受けていただくということになります。


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